隣の悪魔さん番外編とお考えください。
クリスマスにあわせちょっと恋人気分をラゼルさんに味わってもらいたく作ってみましたww
これはクリスマスイブとクリスマスの前後編です。
主にメインはクリスマスになりますので今日はちょっとカルツの独白っぽいです…
一応フリー小説にしたいと思います。
サイト更新遅くてすいません…
拍手そしてコメントくださった方本当にありがとうございますm(_ _)m
萌えていただけるような小説書いていけるよう頑張りたいです
「カルツ…明日は休みか?」
目線は新聞に落としたまま聞いてきた。
なんだか不安そうな声音に聞こえるのは気のせいだろうか…
「あ、ああ先週ラゼルに言われたから休んだが?」
「そうか、それならばいい」
何かあるのかと聞こうとしたがラゼルの携帯が鳴ったためかなわなかった。
まあラゼルなのだから何かしら理由があるのだろうと思い自分も店の準備にかかった。
コノエを送り出ししばらく休憩した後店を開けた
店を始めた当初は1日10人これば多いほうというひどい有様だったが今では本気でバイト
を入れないときついなとぼんやり考える
花に囲まれながらお茶を楽しめるカフェとして細々とやっていくつもりだったが
奥様やOL、学生などに人気を呼び、口コミで広がり今では雑誌などにも載せられるようになった。
テレビ出演の話が来てそれだけは勘弁してくれと必死で断ったりしたのも1度や2度ではない…
そんなに花屋併設のカフェが珍しいのだろうか…
本当はカルツの端整な容姿に儚げな色気…共に棲む3人の美形とそのやり取りを目当てに来る
客がほとんどだ。
近所の婦人は目の保養しながらおいしい料理が食べられるとあって毎日ほどきている。
しかし自分に頓着していないカルツは不思議でならない。
お客さんが多いことはいいことだが昼間と夕方のピークの殺人的な忙しさはどうにかしたい
いつまでもコノエに手伝ってもらったりしていられないし幸いここでバイトがしたいと熱くアプローチ
してくれている子もいくらかいるので雇おうかと考える…
なぜかラゼルやヴェルグが反対してくるので話合ってみなければ…正体とかを心配してるのだろうか…
今日は特にクリスマスイブ…クリスマスを休みにしてしまったため客の予約が今日に集中していたため
とても忙しい…
花もとても今日はとても売れている…
明日を休みにすること客に怒られるかと思いきや、みな笑って恋人はどんな人か、どういう風に明日過ごすのかなど聞かれ冷かしてくるのでどう答えていいものか迷いとても困った…
ここに来る人のほとんどが知る…ラゼルの頼みなのだか、そう正直に言えばまたいらぬ噂を呼びそうで
やんわり言葉を濁しごまかした…
そういえば私とラゼルの関係ってなんだろう…
恋人という言葉にズキンときたのはなんだろう…
もちろん好きか嫌いかと言われたら好きと答える…だがこの気持ちが恋愛なのか親愛なのか…
思考の海に溺れそうになり頭を振って気を入れ替え仕事に集中する。
ようやく客もまばらになりもう残るは常連のみ…そろそろ閉めようかと考えながら常連と話していると
「すいません、、まだよろしいでしょうか?花束がほしいのですが…」
花屋の方で若い女の人の声が聞こえ急いで向かう
「今もう花はあるだけですがそれでよければどうぞ…!!!、、、、、カ、、、ヤ…」
…クリスマスに続く…
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